ぶっくくらぶ通信

童話館と「童話館ぶっくくらぶ会員」を
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童話館ぶっくくらぶ通信は「童話館ぶっくくらぶ」の会員の方へ、月1回、本と一緒にお送りしています。連載記事や会員の方からいただいたお便り、お知らせなど掲載する会報誌です。子どもと絵本・本、子育てなど、会員の皆様との交流をはかります。

会員からのお便り

過去の通信

No.365 2013.2.1号より

東北/岩手の人 宮沢賢治によって照射される東日本大震災と原発事故②

東日本大震災と原発事故を想いつづけて、被災地の東北の冬の風景に出会い、その風景の中から、東北の人・宮沢賢治(1896~1933年)が、ごくしぜんに、私の胸に訪れることになりました。それは、東日本大震災と原発事故のあとにもつづく、私たちの社会の姿が、宮沢賢治が描く文学世界によって、照らしだされているということのように思います。
それでも、前回も書きましたが、賢治の作品は、大人が読む寓話としては興味深いとしても、私たちにとっての子どもの文学として、おもしろくて興味深いものだろうかという問いもあります。この問いの視点を離れず、宮沢賢治の作品からの声を、聞いてみたいと思います。春の訪れを待つ、被災地を思い浮かべながら。
(つづく)

その他の過去の特集

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