本の詳細情報

ねずみのとうさん アナトール

おはなし

 アナトールはパリの近くの小さなねずみ村に、家族と共に暮らしています。
 毎日夕闇がせまる頃、ねずみのとうさん達は皆、自転車に乗って、パリの街へ家族のために食べ物を探しに行くのです。
 その日も、いつものように人間の家に入り込んだアナトールは、ねずみを嫌う住人の声を聞いてしまいます。人間にそんなふうに思われていたなんて…気落ちするアナトール。
 「けいべつされ きらわれていると思うとたえられない。ぼくの自尊心はどうなるの?ぼくのほこりは?ぼくのめいよは?」
 「では、何か人間におかえしができないか?」という妻の一言で、アナトールに名案が浮かびます。それは夜、無人のチーズ工場に入りこみ、チーズの味見役を務めるということでした。
 嫌われ者で、こそこそとしたねずみの生き方に満足せず、自分の特性を活かした仕事で堂々と報酬を得る。アナトールのチーズへの助言によってチーズ工場は大繁盛します。アナトールとは誰なのか?工場では騒ぎになりますがひみつは秘密のまま。
 誇りをもって仕事に向き合う父さんの姿を、6人の子どもたちも尊敬の眼差しで見ています。
 フランス国旗を思わせる青・白・赤で描かれた、ちょっとおしゃれなねずみの生活を垣間見てみませんか?
 (企画広報課 M・N)
イブ・タイタス
ポール・ガルドン
晴海 耕平
定価 定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発行年 1995年2月
ISBN 978-4-924938-33-5
対象年齢 およそ8~9才から
ページ数 32
サイズ 縦25cm × 横18cm
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