
サポートセンターは、キャリアある女性スタッフによって構成されています。全員、子育てをしながら、絵本や子どもの本にかかわってきた経験の持ち主です。子育ての悩みについても、明確なアドバイスはできないかもしれませんが、同じ目線に立って、いっしょに考えていくことができるかもしれません。 「子どもと絵本を読んでいるが、子どもが興味を示さない。」など 、子どもと本についてお問い合わせがございましたら、お寄せください。
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サポートセンターへ寄せられたご相談の中から毎月抜粋して掲載しています。
今子どもが興味を持っている図鑑や科学の絵本だけを送ってもらいたいのですが・・。
子どもが自然、科学などに興味があり、そのことが喜ばしく、せっかくだからその興味を伸ばしてあげたいというお気持ち、同じ子を持つ親としてよくわかります。
科学の絵本からは、子どもが興味のある物を詳しく知ることができ、知的好奇心が満たされることでしょう。暇さえあれば同じ図鑑を何度も見ている子もいるようです。
興味のあることを深めていき、知識を得ることは、とても素晴らしいことですが、図鑑ばかり眺めていては、色々な世界に目を向けることができませんし、物語を心で感じる経験が乏しくなってしまいます。
童話館ぶっくくらぶでは、子どもの内面の成長に寄り添う絵本・本をお届けしたいと考えております。
物語を通して、主人公の気持ちに自分を重ね、共感したり深く考えたりすることもある一方で、自分とは違う考え方、感じ方があることを知ることもあるでしょう。
そうすることで他者を思いやる心が育っていくのではないでしょうか。
私達親は子どもと一緒に物語を楽しむことで、自然に子どもの心の奥行きが深くなっていくことを、感性が豊かに育っていくことを感じることができます。
どうかお子さんの可能性を広げてあげるためにも、ぶっくくらぶの配本をベースに好きな分野の本を加えて、より幅広く楽しんでいただきたいと思います。
(2012年2月)
「ももたろう」が配本予定です。よく知っているおはなしですが、配本してもらった方がいいでしょうか?
「ももたろう」や「うらしまたろう」「いっすんぼうし」、どれもいつのまにか心に住みついている、懐かしいおはなしです。けれど、知っているつもりでも、いざ語ろうとするとうろ覚えだったという経験、皆さんもありませんか?
ぶっくくらぶでお届けしている絵本の「ももたろう」。
降参した鬼たちが、おわびに宝物を差し出しても、ももたろうは断ります。そして助けたお姫様を連れて、鬼に舟で送ってもらって帰ってくるのです。
私の子どもの頃の記憶では、ももたろうはたくさんの宝物を持ち帰り、おじいさん達やお姫様と幸せに暮らしたはずなのですが・・・。
そして「うらしまたろう」にいたっては、亀を助けたお礼の宴だと思っていたのに、実はたろうの婿入りの宴だったのです。
当然知ってる、と思っているおはなしでも、地方によって少しずつ流れが変わって伝わっているものもあり、改めて読んでみると、新鮮な驚きがあります。
ぜひ、各地に語りつがれてきた昔話で、遠いむかしの世界を、お子さんとご一緒に楽しまれてみてください。
(2012年1月)
届いた絵本を子どもが気にいらないようですが…。
童話館ぶっくくらぶでは、いろいろなタイプの絵本をお届けしているので、時には子どもが興味を示さない絵本があるかもしれません。
しかし、興味がなさそうだからと読んであげることをやめてしまうと、それっきりその本を開くことがなくなってしまいます。
子どもは、絵本の表紙などの第一印象で、手にとろうとせず、読まず嫌いをしてしまうこともあります。
また、小さいお子さんの場合は、今、よほど興味のある物事が出てくる絵本でないと、すぐには関心を示さないこともあります。
しかし、繰り返し読むうちに親しみを感じたり、少し時期をおいて読んであげると、お気に入りになることも多いのです。
子どもの好きな本ばかりを読んであげるということは、子どもの世界を、狭い囲いの中にとどまらせることと同じです。
絵本を通していろいろな世界に触れることで、子どもの視野や可能性を広げることができるのです。
お届けする絵本もお子さんの成長とともにわかりやすい楽しいお話から、人生を歩んでいく子ども達へ励ましのメッセージが含まれた、深い物語へと変わっていきます。
そのような深い物語に対して、心の奥深くでしみじみと良さを感じていても、心の奥深くの思いは表面には見えにくいものです。
目に見える反応だけで、「この本はあまり好きではない」と決めつけることのないよう願います。
それでも、「やはりこの本は、あまり手に取らなかった」という絵本もあるかもしれません。そのような絵本でも、1度でも読んでもらってさえいれば、何かしら子どもの心の中に残り、感性の一部となっていることでしょう。
子どもの可能性を広げるためには、気にいらないように思えた絵本・本との出会いも決して無駄ではないということを、大人が知っておく必要があります。
(2011年12月)
1才前後の子どもには、角が丸くページが厚い絵本がいいのでは?
「絵本で手を切ったらかわいそう」
「角が目にあたるかも・・・」
このような心配から、ボードブック以外は触らせたくないというご意見もあります。
また、小さな子どもの手には、厚いページの絵本の方が手を切ることも少なく、丈夫で扱いやすい、そして角の丸いボードブックが、絵本に関心を持ち始めたときに最適だと言われています。
たんぽぽコースにも、このようなボードブックは数冊含まれていますが、形にとらわれず、内容を重視して選んだ絵本です。小さなこどもに手渡す絵本であっても、質の高さが大切だと考えているからです。
小さな子どもは、絵本に関心を持つと、まず口に入れたり、触って紙の感触を楽しむことから始めます。これは発達的にも自然なことです。
大事に扱ってほしい絵本のページをくしゃくしゃにしたり、ときには力加減がわからずに破ってしまうこともありますが、この経験によってページをめくるコツを習得していくのです。
絵本を上手に扱えるようになるまでは、どうぞお母さんお父さんがそばで温かく見守りながら、手を添えてあげてください。そうすることで、絵本を大切に扱うことができるようになります。
破れて補修だらけの絵本、ちぎれてしまったページがある絵本、かじってばかりで角が膨らんでしまった絵本・・・きれいなままの絵本よりも、子どもも親も手放せない、思い出がつまった大切な絵本になることは間違いありません。
(2011年11月)
「○○」の本は子どもが好みそうにないので、他の本がいい。「**」のような本は楽しめないと思うので、別の本に変えてほしい。
子どもが小さい頃は、興味のもてる範囲が狭いものです。のりものや昆虫・動物など、好きなものが載っている絵本であれば、すぐに飛びついて、何度も「読んで」と持ってきてくれます。
また、小学校に入学する頃になると好みが出てきて、親が見ていても「こういう本が好きなんだな」と分かることもあります。
本は高価なものですし、できるだけ喜んで長く読んでほしいという思いから、届いたときから楽しめるようにと、上記のようなご希望をいただくのでしょう。
けれど、子どもは心も体も日々成長しています。
これまではほとんど興味を示さず、本棚にねむっているだけだった絵本を、急に引っ張り出して、「読んで」と持ってきたことはなかったでしょうか?
読んでいないままと思っていた本を、いつのまにか自分で開いていたことはないでしょうか?
絵本・本に描かれていることを理解できる経験をし、そのメッセージに気づく日が、突然やってくることがあるのです。
そのためには、いろいろな本を一度でも読んでもらって(自分で読んで)、そこに描かれていることに出会っておく必要があります。 “今”好きな本だけを与えることは、未知の扉を開くチャンスを逃すことになるのではないかと思います。
また、「かわいい、きれいな絵の本がいい」、「世の中の正しいことだけを教えたい」と思われる気持ちも分かります。けれども、そういうものだけの中で生きてきた子どもが、いざ自分の足で立ち、一歩踏み出そうとしたとき、現実との違いに戸惑い、立ち止まってしまわないでしょうか。
世界はいろいろなもので成り立っていること、その中で力強く生きていくヒントを教えてくれるのも、絵本・本の役割のひとつです。
子どもの“今”の心にたくさんの種をまいて、“未来”の心を色とりどりの花でいっぱいにしてあげられるよう、「童話館ぶっくくらぶ」のラインナップにお手伝いさせてください。
(2011年10月)
「本が増えて置き場所に困っています。」「本棚はどこに置くのがよいのでしょうか?」
長年「童話館ぶっくくらぶ」とお付き合いいただいていると、絵本や本が本棚に入りきらなくなり、収納に悩まれることもあると思います。
「ぶっくくらぶ」以外でも幼稚園から配布される絵本や雑誌、ご自身で購入された絵本などもあるでしょう。そういった子どもの絵本をすべて一緒に本棚に並べているご家庭もあるかもしれませんが、少なくとも小学校入学までの子ども達は質の高いすぐれたものに出会っていくべき人達であり、本棚にはそのような本のみを入れるということが大切です。
そして、すぐれた絵本を選択し子ども達に与えるのは大人の役割です。
本を処分することには抵抗がおありでしょうが、思い切って雑誌やアニメキャラクターの絵本は処分するか、本棚から取り除いて押入れなどにしまわれてはいかがでしょう。
そうすれば、本棚もすっきりと美しくなります。
また、本棚の置き場所としてはリビングや子ども部屋にまとめて置かれるのもいいと思いますが、一ヶ所に大きな本棚を置くのは難しい場合もありますよね。
例えばカラーボックスを本棚代わりにして、昼間読む本はリビングに、寝る前に読む本は寝室に、子どものお気に入りの絵本は子ども部屋に…と、用途に合わせて置き場所を選ぶ方法もお勧めです。「ぶっくくらぶ」の会員の方からも、兄弟の本をそれぞれ別々にしたり、廊下を本棚のスペースに利用したり、祖父母の家にも置いてもらったりと工夫されているお話を伺うことがあります。季節ごとに本の整理を兼ねて、ご家族で思い出の絵本・本の入れ替えをするのも楽しいものです。
本が増えると収納が大変にはなりますが、思い出のたくさんつまった絵本や本は子ども達になにものにも代えがたい幸せを与えてくれます。
どうぞ、ご家庭の一番良い場所に、子ども用の本棚を用意してあげてください。
(2011年9月)
「親の私はヘビが苦手なので、爬虫類がでてくる絵本は送らないでほしい。」「私(読み手)も子どもも鳥が嫌いなのでそういう絵本は避けてほしい。」
苦手な生き物は見るだけでも嫌なことが、誰にでもありますね。想像力の豊かな人ほど、絵であっても実物を感じ取ってしまうのでしょう。
「私が鳥を大嫌いなので、この絵本は・・・」と言われた絵本を、意外にも子どもは大好きになることもあります。もし、その絵本を避けてしまったら、子どもはその世界にふれることができないまま、成長していくことになります。
実は、私もクモが大嫌いなので、お気持ちは十分わかります。絵であっても、見たくありません。できれば避けたいと思いますが、逆に子どもにはクモに慣れ親しんでもらって、突然、クモが出てきた時に子どもに助けてもらえたらいいなと目論み、クモがでている絵本も読んであげるようにしています。今のところ、クモを見つけると一緒に逃げることが多いですが(笑)。
このように、親が苦手と思うものは、自然と子どもも苦手になっていきます。本に限らず、親の日常的な言動が子どもの価値観や考え方に、大きな影響を及ぼしてくるのではないでしょうか。嫌いな動物だから、苦手な生き物だからと避けてしまうと、子どもの心の世界を広げ、感性を育む作品と出会う機会を逃してしまうのではないかと思います。できれば、嫌いな生き物が出てくる時は、読み手だけは想像力を弱めて、絵の中の生き物と対面していただき、未知なる世界を子どもに見せてあげてください。
(2011年8月)
届いた絵本に、子どもも私も興味がない。配本リストだけじゃ、届くまで内容も分からないし…。もっと子どもの好みにあう絵本を送って。
私達童話館「ぶっくくらぶ」の最大の役割は、子どもの成長に応じて選び抜かれた、優れた作品を専門的な立場からお届けすることです。
子どもの興味に添う内容の作品を、というご希望も理解できます。
しかし、子どもの興味に添う絵本だけになってしまうと、配本に偏りが出てきてしまいます。そうなると、会員様からいただく感想の中で「私だったらとても選ばないような絵本を、意外に子どものお気に入りになりました。」という本にも出会えません。子どもの可能性は無限大です。その可能性を高めるためにも、様々な出会いをして子どもの世界を広げてあげることが大切なのではないでしょうか。「自由に選べない」ことが「ぶっくくらぶ」の役割ともいえます。
届いた時にすぐ興味を示さなくても、少し期間をあけて読んであげるとお気に入りになる絵本もあります。最初に読んでもらって理解できなかったこと・楽しめなかったことなどが、しばらくして改めて読んでもらうことで、理解し楽しむことができたからではないでしょうか。
もちろん、興味を示さない絵本があっても、その絵本に出会えたことは決して無駄ではありません。出会ったからこそ、その絵本の世界を知り得たのですし、1度でも読まれていればしっかり心には残っていくはず。大きくなって、そういえばあんな絵本があったなと思い出し、手にとることもあるでしょう。何が、心のより所になるかはすぐには分かりません。
読み手の好みはちょっと脇におかれて、色々な絵本の世界を楽しみながら読んであげてください。
(2011年7月)
大人の児童文学の楽しみ
ぶっくくらぶに会員の親御さんの中には、“私は子どもの頃、本を読んでもらってないので、自分の子どもには読んであげたい”とか、“ 私は本を読むのが苦手なので、子どもには本好きになってほしくて”とおっしゃる方がいらっしゃいます。もちろん、“私自身が本好きなので、子どもにもとおっしゃる方も。
理由はいろいろでも、子どもに本の世界の楽しさを知ってほしい、という願いは同じです。
その願いは、子どもと一緒に絵本・本を楽しんでいくことで、きっと叶うでしょう。そして、子どもが絵本・本と仲良しになったら、今度はお父さん・お母さんが自分の楽しみとして、児童文学を手にとられてみませんか。
子どもの頃に親しんだ本、または手にすることがなかった本もあるでしょう。いまさら子どもの本なんて・・・と思わずに、読んでいなかった古典や、高学年・中学生におすすめの本を開いてみてください。きっと、書店に平積みされている話題の本に、負けず劣らずの豊かな時間を過ごせますよ。
ただひとつ残念なのは、登場人物と気持ちを重ね合わせることが難しい場合があることです。
子どもが主人公の物語が多いので、大人の気持ちで読むと、共感しづらいことがあります。
そういう本を読むと、“子どもの頃に読んでおけばよかった”と後悔しきり。そして、子どもに読ませたい本が本棚に増えるのです。
ぜひ、皆さんも同じ後悔、いえいえ、同じ感動を味わってください。
(2011年6月)
幼い頃は、同じ絵本を繰り返し「読んで」と持ってきて、「またこの絵本?」と思わず言いたくなることもありましたが、小学生になってからはそれがなくなり、もったいないような気がします。
幼児期は、好きな絵本を読んでもらい、自分の中に広がる心地よい絵本の世界を繰り返し味わいたい気持ちで、同じ本を何度も持ってくるのでしょう。
また、何度読んでもらっても新しい発見があったり、充分に知り尽くした世界を確かめて安心したり、読んでくれる人とその世界を共有したい気持ちもあるのだと思います。
一方、学童期になると、これまで絵本を読んでもらい、物語の世界を楽しんできたことにより理解力が深くなり、1・2度読んでもらった(もしくは自分で読んだ)だけで、物語を自分自身の内面に取り入れて味わうことができるようになります。
そのため幼い頃のように同じ本を繰り返し楽しむことが少なくなってくるのです。
また知的好奇心が旺盛になるため、物語の世界を通して、主人公と一緒に様々な体験をしたり、色々な世界をのぞいてみたいという気持ちから、新しい物語に貪欲になっていきます。
けれど、一度読んだ物語であれば、子どもの心の中には何かしら残っていて、必要になった時には手に取り、読み返すこともあるので、これまで通り本を身近に置いておくことは決して無駄ではありません。
子どもの成長とともに、本を楽しむスタイルも変わっていきますが、良い絵本・本を家庭に置くことは、いくつになっても意味のある大切なことなのです。
(2011年5月)
3歳と1歳の兄弟。お兄ちゃんに絵本を読んでいると弟が邪魔をして困っています。何かいい方法はありませんか?
子ども達が幼い頃は、一緒に絵本を読み聞かせるのはなかなか大変ですね。
例えば、夜寝る前に読んであげるときは、先に弟さんに絵本を読んであげて満足した後で、お兄ちゃんにじっくりと読んであげてはいかがでしょうか。弟さんの絵本ですとお兄ちゃんも一緒に見てくれると思います。
それでも弟さんが邪魔をしたり、自分の絵本ばかり読んで欲しがるときは、お兄ちゃんにお願いして我慢してもらうのも時には仕方がないかもしれません。その代わり、弟さんがお昼寝をしているときなど、お兄ちゃんだけに絵本を読んであげる時間を作ってあげてください。
下のお子さんが生まれると上のお子さんは嬉しい反面、我慢することが増え、少し淋しい思いをすることがあるものです。絵本の時間だけではなく、普段の生活の中で「いつも、お手伝いしてくれてありがとう。」などちょっとした声かけをすることで、上のお子さんの気持ちが落ち着くこともあるでしょう。
自分のためだけに絵本を読んでもらう時間は、幼い子どもにとってかけがえのないひとときです。あと1~2年すれば、下のお子さんも順番で読むことをおもしろがったり、上のお子さんと一緒にじっくりとお話を聞いてくれるようになるでしょう。それまでは、ご家族や周囲の大人の方が協力して子どもたちとの絵本の時間をつくってください。
それは、親にとっても心安らぐひとときになることは間違いありません。
同じような悩みを持つ方はたくさんいらっしゃいます。
でも、すぐに子ども達は成長して「あの頃は大変だったな」と懐かしく思う日も必ずやって来るものです。
親として「今はこういう時期だからしかたないな…」とのんびり構えて、子ども達の成長を待つおおらかさも持っていたいものですね。
(2011年4月)
小学生になったら、絵本は必要ないんじゃない?
「絵本=就学前の子どもが読む本」というイメージをもたれる方がいらっしゃいます。
「小学校に入学したら、絵本ではなく、読み物の形をした本がいいのでは?」という、ご相談を多くいただきます。
子どもの中には、長いお話を聞くのが好きだったり、自分で読めることが楽しくて、少しだけ背伸びをして読み物を読みたがる子もいます。
読み物だから、絵本より内容が深く、いい作品が多いというわけではありません。
絵本だからこそ、深いメッセージを伝えることができるものもあります。絵を見ながらお話を聞くことで、イメージを膨らませ、味わうことができるのです。
ぶっくくらぶの絵本には、2つの役割があります。ひとつは、「読んでもらって丸ごと絵本を楽しむ」。
ふたつめは「自分で読むようになるための架け橋」です。小学中学年ぐらいまでの子どもは、読んで理解できる力よりも、聞いて理解できる力が何倍も勝っています。
ですから、本への尊敬や信頼を抱けるように 小学生になっても心の奥深く入っていく絵本をたくさん読んであげてください。
そして、十分子どもの心を満たすような絵本を読んでもらっている子どもは、次第に自分で本を読んで物語をじっくり味わえるようになりますし、本を選ぶようになったとき、自分にとって大切な本と単なる楽しみのような本との違いがわかるようになるのです。
(2011年3月)














