【第4号の主な内容 】
- わたしが子どもだったころ、毎月、絵本が届いていた。
―「童話館ぶっくくらぶ」の元会員・現会員を訪ねて― - 絵本の森の魔法の果実・『紙結い』編
- 絵本によって、天の行いをなす人たち 他
「童話館ぶっくくらぶ」をとおして、何年もおつき合いをさせていただいていると、いつしか、会員の皆さんとは、気心の知れたお知り合いのような気持ちになってきます。きっと、私たちが毎月愛情をもって送り出す、絵本・こどもの本の働きによるものでしょう。それは、「ぶっくくらぶ」を卒業された方へも同様です。 この想いをもとに、私どもでは、元会員と、現会員と、これからの会員とをむすぶ雑誌『紙結い』を発行しています。
『紙結い』という名には、絵本、こどもの本、お便り、それに「童話館ぶっくくらぶ通信」(会報紙)という、紙によって結んできた会員の方々との絆を、紙によって結び直したいという願いが込められています。 『紙結い』をとおして、絵本と本のある人生の豊かさを、周りの人や次の世代へ、少しでも語り継いでいただければ。そして、それが私たちの社会を回復する一助となれば、どんなによいだろうと思うのです。
●会員歴が通算3年以上の「童話館ぶっくくらぶ」元会員と現会員の方々が送付対象です。
4号から、会員歴1年以上の現会員の皆さんへお届けすることになりました。
※送料とも無料 第4号は2011年10月に発行 (年1回発行予定)
雑誌『紙結い』の送付対象となる、会員歴が通算3年以上の元会員の方々へは、送付に先だちご案内をお送りしましたが、転居などの理由で返送されてきたものが多くありました。
もし、会員歴3年以上の元会員の方で、ご案内がお手元に届いておらず、『紙結い』を希望される方は、裏表紙の連絡先まで現在のご住所をお知らせください(電話・FAX・ホームページ上の連絡フォームにて)。送料とも無料です。プレゼントの贈り主様・贈り先様だった方も対象となります。また、すでに独立された子どもさんへのお届けもお受けしています。
あの数年間に結んだ、娘と本の世界との絆は、今も変わりません。(第2号より)
(栃木県・会員歴1995~2001年)
「童話館ぶっくくらぶ」に5年ほどお世話になり、退会してから6~7年経ちます。そんな元会員にまで忘れずに届けてくださる『紙結い』は、大切な絆です。そして、あの数年間に結んだ娘と本の世界との絆は今も変わりません。 今春、高校に入学した娘は、3~4冊の本を並行して読み、読みかけていた本を途中で投げ出したこともありません。本棚には辞典といっしょに、まだ『ねこのオーランドー 農場をかう』(「小さいみかんコース」およそ7~8才)も並びます。 自分の世界をもち、現実にも果敢に挑戦。夢は持つけれど夢に逃げることはなく、悲しいことや苦しいことでも、自分を見失いません。 親が見ていても、どこかふしぎなところがあり、それがきっと、この子への神様からの贈り物なのだろうと思います。それは、私どもから生まれたことや娘自身の努力からだけではなく、様々な世界を見せてくれた本、一流の本により培われた部分でもあると思っています。 童話館がなさっていることは、量や回数ではなく、良質であること。その良質であることの結果は、じっくりと出てくるものです。だからこそ、支持し、待ち望む者がいるのです。 こんなつながりを持っていることは幸せです。ですから、どうぞゆっくりじっくりと、活動をお続けくださいませ。秋を楽しみにしています。
息子が、自分が愛されていることを知っていたのは、あの、ぬっくぬくの布団の記憶が一番大きいと思います。 (創刊号より)
(長野県・会員歴1992~2002年)
『紙結い』は、とてもなつかしい香りがします。配本していただいていた頃のあれやこれやが、思い出されてくるのです。「たんぽぽコース」(およそ0~1才)から始めて、中学2年生頃まで配本していただいていたでしょうか。息子も高校2年生。今でも絵本・本は、残らず手元にあります。・・・。 絵本・本を子どもに読み聞かせる。子どもにとってよかったと思いますが、私にも救いでした。小学4年生頃まで、寝る前は必ず読んであげていました。ひとつ布団にくるまって、ゆっくりと読みながら子どもに寄り添う。安らかな寝顔を見ながら、ぬっくぬくの布団を抜け出す時のいとしさと安らぎと、残念さ。 大人向けの本にも、何度か助けられました。息子は中学1年生の時いじめにあったのですが、この時本当に助けになってくれたのは『「ノー」をいえる子どもに』(童話館出版)でした。私はどう対処すればよいかをこの本から学び、実行。家庭でオープンに話し合うことで息子も落ち着き、やがていじめは終息しました。
最大の幸せは、息子が担任とやりとりをする日記帳に、いじめについて書けたことです。それは、自分が愛されている自分を信じることができたということです。息子が、自分が愛されていることを知っていたのは、あのぬっくぬくの布団の記憶が一番大きいと思います。
わが家の危機を救ってくれた童話館の皆様、これからもよいものを配本し続けてください。知らぬまに静かに降り積もった本たちは、人の心に蓄積し、ことあるごとに力を発揮してくれるのですから。・・・。












