会員からのお便り

会員の方から
寄せられたお便りをご紹介しています。
“もっともっと想像力を働かせ、人の気持ちがわかる人間になりたい。”
先日、『ポーラをさがして』(「小さいぺんぎんコース」およそ11~12才)に娘が興味を示し、読みはじめました。私自身、この本に深く感銘を受け、今の娘くらいのときに出会っていたらと感じていたので、とても嬉しく思いました。これを機に、なかなか手を伸ばさなかったほかの「ぶっくくらぶ」の本も、読んでみようという気持ちになったようです。
娘が書いた感想文の一部です。
私は、勉強をするのはきらいではない。でもときどき、勉強をするのがすごくいやになってしまうこともある。学校の用事や習い事など、勉強以外でやることに追われ、疲れてしまい「なんのためにがんばっているのだろう」と考えてしまうことも…。そんなとき、この本に出会った。学校の先生とはちょっと違うことを言う自由塾の平八郎先生にひかれ、勉強することの意味がわかるかもしれないと思い、いっきに本を読み進めた。この本を読んで、「自由に近づくために勉強する」というのは、結局よくわからなかった。でも、学校や塾で習う以外の大切なこと(思いやり)を学ぶことができた。
私は、ショーコと同じで、とても温かい家庭に恵まれ、本当にしあわせだと思う。そのしあわせをあたりまえと思わず、感謝し、もっともっと想像力を働かせ、人の気持ちがわかる人間になりたい。
勉強をすることの意味を考えながら、カナとのふれ合いで人間的に成長していくショーコの姿を見て、私も成長したいと思った。
(沖縄県のIさん)
“私にはよくわからない絵本でしたが…”
先日、近所を散歩していたら、どこかのお宅で玄関を掃いている音が聞こえてきました。すると、息子が「なんの音?」と、ふしぎそうにたずねます。
「玄関を掃除する音だよ。サッサッサッて、どこのおうちだろうね」と答えたら、にやりと笑って、「くんくん、よよよよみたいだね」(『くんくんよろよろ』全2冊・「小さいいちごコース」およそ1~2才)と言いました。
この絵本は、単純すぎて私には、よくわからない絵本のひとつでしたが、息子の心にはしっかりと響いていることがわかり、嬉しかったです。
(神奈川県のSさん)
“小さいころ会員だった私にも配本された、思い出の絵本でした。”
0才から会員になり、今年4才になった息子。今月の配本は『ぐりとぐら』(大いちご)でした。この絵本は、小さいころ会員だった私にも配本された、思い出の絵本でした。最近はキャラクターものの絵本を読んでと言ってくることが多いのですが、今日は「これ!」と、 『ぐりとぐら』を持ってきました。いつになく真剣に、いつになく目をキラキラ輝かせて、次の頁をめくるのをわくわくしている息子を見ると、なんだかとても嬉しくなりました。
コースがあがると、だんだん文字が小さくなり、頁数も多くなり、飽きてしまうのではないかと不安になりながら読むこともありますが、最後まで集中している姿を見ると、「成長したなあ」と思う今日このごろです。なかなか、自分では年令に応じた絵本を選べないので、いつも感謝しています。
(大阪府のJさん)
“母として、勇気を持って読んでよかったです。”
親に怒られると「私のこときらいなんだ!」と怒っていた長女。12月にいただいた『マリールイズいえでする』(「小さいさくらんぼコース」およそ5~6才)中の、母親に怒られたマリールイズが「あたし、いえでするの」「かあさんは、もう あたしのこと、きらいでしょ」のところを読んでいると、「この絵本おもしろい!」と、言いました。それ以降大好きになり、毎日読ませていただいています。
届いた当初は、絵本の題名から、「もし、家出することを学び、家で本当にそのような反抗的な態度をとってしまったら困ることになるわ…」と、読むのを私が躊躇していました。ですが、結末としては、マリールイズがお母さんのもとへ戻り、ほろりとしました。母として、勇気を持って読んでよかったです。
また、おさがりをいただく機会が多い次女にとっては、『きれいずきティッチ』(小くるみ)が今いちばん好きな絵本です。おにいちゃん、おねえちゃんの使い古したおもちゃを「ぼくが、もらうよ!」ともらっていく話を、毎日集中して聞いて、必ず「なんでもらってくの?」と同じ質問をしています。
「まだティッチは遊んでいない、新しいおもちゃだから欲しいんだね。一緒だね」と言うと、「うん、そっか」と返事がきます。子どもの年令で感じることが、しぜんとお話の中にでてきていて、本当にすてきな絵本だと、改めて感じ入りました。
(アメリカのOさん)
“スモールさんの家族のようになりたいという、ひとつの指針ができました。”
きょうだいによって、ひとりひとり個性が違うように、好きな絵本も違うのでおもしろいです。
娘は、ほんわかほっこりする作品が好きです。『まいごになったぞう』(大きいいちご)、『ちっちゃなほわほわかぞく』『みんなでぬくぬく』(ともに小くるみ)、『どろんここぶた』(大くるみ・予備)。息子は、かたよっていますが、楽しい絵本が多い気がします。
それから、パンがでてくる絵本、『パンやのくまさん』『からすのパンやさん』(大くるみ)。
『しろくまちゃんのほっとけーき』(大いちご)は、何度も読んでと言われ、一晩で20枚くらいホットケーキを焼いた(読んだ)日もありました。
ちなみに、私の最近のお気に入りは、『ジャイアント・ジャム・サンド』(大くるみ)。
スケールがどでかくておもしろすぎ。絵もきれいです。村人総出でひとつのことを成し遂げるというのがいいですね。それから『スモールさんはおとうさん』(同)。 これは、子どもたちも好きですが、私のために配本してくれたのかしらと思うほど。父親が子どもたちに向けて読むと、また違ったふんいきになるのも好きです。
今の時代は、母も働く共働きの時代ではあるけれど、父としての、母としての役割はあって、お父さんががんばっているときはお母さんは少し休憩、お母さんががんばっているときは、お父さんが少し休憩。ともに支え合い、毎日をつつがなく暮らしている姿が私にはお手本で、スモールさんの家族のようになりたいというひとつの理想というか指針ができました。
これからも、親子それぞれひとりひとり、いろんな視点で絵本を楽しめたらと思っています。
(北海道のMさん)
“「絵本を読んで聞かせる」これだけのことで、子どもたちは満足し、感謝してくれる。”
わが家では、夜寝る前の絵本の読み聞かせが、日課となっています。けれど、半年ほど前までは、私の仕事の帰りが遅く、子どもとゆっくり過ごせるのは土日くらいでした。
絵本はたくさんあるけれど、子どもが自分で開いて読むだけ。でも、お腹に4人めの子どもがいるとわかり、私の仕事のペースをダウン。
そのぶん、子どもたちとの時間を増やしました。絵本の読み聞かせも、少しずつ増やし、今では、夜になると各自で絵本を選び「今日はこれ」と持ってきます。私も眠くてしんどい日もありますが、できるかぎり読んでやっています。
「絵本を読んで聞かせる」これだけのことで、子どもたちは満足し、感謝してくれる。私もいろいろな絵本に出会い、楽しい気分になれます。あと何日、ゆっくり読んで聞かせることができるかわかりませんが、まったりとした親子の時間を、これからも大切にしたいと思います。
(岐阜県のMさん)
“悲しくても、くやしくても、怒りを根底に持って行うことは、平和には結びつきません。”
娘が、1才のとき、たまたま眼科で出会った『おちゃのじかんにきたとら』(「大きいくるみコース」およそ4~5才)がきっかけで、「ぶっくくらぶ」をスタートし、早くも8年めになりました。
「ぶっくくらぶ」が選んでくださる絵本には、いくつかテーマが流れていると思いますが、親の私がいつもはっとさせられるのが、「どんなにいやなことをされても、やさしさを返す」というテーマです。
『おちゃのじかんにきたとら』も『こんな日だってあるさ』(小みかん)もそうですが、迷惑だな、いやだな、イライラするな…そんな感情がおこってきそうな状況でも、決して相手を責めず、やわらかく受け入れいく人間から、真の平和を自らつくっていく手立てを学びます。悲しくても、くやしくても、怒りを根底に持って行うことは、決して平和には結びつきません。絵本を娘に読み聞かせながら、親の私も、さまざま学び、ともに成長しています。
(北海道のHさん)
“エマちゃんをとおして、娘のやることをほほえましく思いました。”
2才の娘は絵本が大好きで、寝る前に5~10冊の絵本を自分で選び、「ママ読んで」と持ってきます。
今ちょうど、くまのぬいぐるみを相手におままごとをしている時期で、そのぬいぐるみを「くまさん」「くまさん」と呼んでいます。そんなところに届いた『くまさんくまさん』(「大きいいちごコース」およそ2~3才)。
娘は、大切なお友だち(くまのぬいぐるみ)を、絵本のくまさんに重ね合わせているようで、とても気に入っています。
また、『にこにこエマ』(『ちいさいひと』全2冊・同)ですが、娘は「エマちゃんエマちゃん」と言って気に入っています。この絵本には、私も励まされました。髪をぐしゃぐしゃにしたり、セーターをズボンのようにはいたり、ココアをスプーンで飲んでみたり、寝る前におねだりしてみたり…。娘を見ているようでした。
「もう!」と思うこともありましたが、どこの子もこんなことするのねと、エマちゃんをとおして、娘のやることをほほえましく思えました。
(新潟県のHさん)
“紙ずもうの折り方を見つけて興味津々”
ちょうど夫の父と紙ずもうの話しをしていた翌月、『伝承おりがみ・伝承あやとり』(「大きくくるみ~大きいさくらんぼコース」およそ4~7才・親のための本)が届きました。夫の両親と私たち家族で旅行に行く計画をしていたので、その旅行に『伝承おりがみ』を持っていきました。息子も、すもうにはまっており、紙ずもうの折り方を見つけたときは興味津々。
さっそくやってみると、最初は、トントントンと、土俵のたたき方がぎこちなかったのが、だんだんとじょうずになったところに、おじいちゃん登場。トン!と一回指でたたいただけで。息子のおすもうさんがひっくり返り、みんなは「おー!さすが!」。息子は「もう!」と怒りましたが、おじいちゃんのすごさに、すぐのコツをまねようとしました。宿でのひとときが、とても盛りあがりました。
(千葉県のKさん)